ベンチアート001 「タ」

ベンチアート001 「タ」

文字がアート作品となり、 空間となる。

文字の中に身を置いて、 当たり前に存在していた文字の存在について者える。日本人馴染みの美しい文字達は、 中国から漠字が伝えられて以降、 ひらがな、 カタカナと、 カタチを変化させ今日までだとり着いた。 文字は今も変化の途中なのかもしれない。国際化が進み、 アルファベットが現れた。 日本の文字はどうなっていくのだろう。

寄贈者
蒲郡ライオンズクラブ(創立60周年記念事業)

タイルデザイン
安藤 昇

デザイン・設計
itoto architects

ディレクション
Aichi Artbrut Network Center

設置
2021年11月16日
安藤 昇氏によるタイルデザイン。竹島をモチーフにしたタイルアート。
安藤 昇氏(蒲郡市生まれ。1973年障害者支援施設藤花荘(岡崎市)に入所し、1986年に同施設の工芸班(現絵画陶芸班)で作業を始める。図鑑などを見ながら制作する動物をモデルにした塑像を中心に貼り絵も制作。)
竹島をのぞむ国定公園にアートベンチを設置するプロジェクト。2021年11月完成。
実際にタケシマの“タ”の文字が半分埋まりベンチとなる。2021年10月、まるで空から下りてきたかのようにクレーンに吊り上げられた文字が埋まる。海を眺める公園に置かれたこのベンチは、それぞれの特別な場所となる。 2XXX年、このベンチが“タ”であることを忘れ去られた頃、ベンチが掘り起こされ“タ”の文字が現れる。これは未来に向けた文字の手紙である。

ACCESS MAP

SPOT DATA

名称 ベンチアート001 「タ」
住所 愛知県蒲郡市竹島町2
駐車場
駐車場の場所 竹島駐車場 愛知県蒲郡市竹島町31
ホームページ https://gamagori-bench.art/gallery/001/
所要時間 1時間以内